マラソンと経営
自分が本格的にマラソンを始めたのが2007年2月の第1回東京マラソンだから、はやくも6年目。
それほど速いといわけではないけど、ほぼ毎年(去年は湘南マラソン)、フルマラソンを走っています。
今年は、6月に100㎞走る予定(2008年に宮古島100㎞マラソンは完走しました!)なので、今から調整中。
走りながらいつも思うことは、マラソンと経営は似ているということ。
ちなみに、本の執筆とマラソンも全く同じです、エントリー時(企画時)が一番楽しい!そして、スタート最初の10㎞は余裕、20kmあたりになるとちょっと苦しくなってきて、30㎞になると苦しくてもうやめたくなる、だけど、35㎞を過ぎると、ランナーズハイになって、あとはゴールを目指すのみ。最初からペース配分すれば苦しくならないんじゃないの、と走ったことない人にいわれるけど、そんなに簡単じゃないんですよ。
さて、経営とマラソン、いずれも一番重要なのは、”自分のペースを守る”こと。マラソンの場合、自分のトレーニング量、体調からおのずと自分が無理をしないで走ることができるペースがきまっていて、それを越えて走ると、とてもフルマラソンは走れない。抜かれたから抜き返すというのはありえない。
経営も同じで、企業にはリソースがあるので、そのリソースを無視して、ライバルに追随すると、どこかで無理がでてしまう。むしろ、ライバルに抜かれることはあるかもしれないけど、最後まであきらめず、自分のペースを貫く、これが長い目で見ても長続きするモデルと思う。
たかがマラソン、されどマラソン、走っているという単純な行為だけど、単純な行為だからこそ、気づきがあります。