USのオンラインメディアFastCompanyで、”10 Big, Recent Changes To Twitter, Facebook, And Linkedin You Should Know About ”(Twitter, Facebook, Linkedinにおきている10の最近の変化)として、10の変化を上げている。今後、どう変わるかを見極めるのに役立ちそうなので、アップデートします。
1.Twitter rolls out new design - Twitterがモバイルにあわせた新しいデザインを導入。左サイドメニューからナビゲーションができるようになった。
2.Twitter emphasizes images even more – Twitterが画像をさらに強調するようになった。
3. Facebook changes its algorithm–again – Facebookがアルゴリズムを再び変更。Facebookha,ニュースフィードのランキングアルゴリズムを変更。とくに、メディアからのクオリティが高いニュースを優先的に表示するように変更。その変更理由について、Facebookの発表では、
Why are we doing this? Our surveys show that on average people prefer links to high quality articles about current events, their favorite sports team or shared interests, to the latest meme.
(なぜ、こうした変更をするのか? 一般的なユーザは、好きなスポーツチーム、興味のあること、などに対する質の高い記事を好む傾向があるという調査結果が得られた
という。
4.Twitter adds photos to DMs - TwitterのDM(ダイレクトメッセージ)に写真を入れられるようになった
5.Twitter adds promoted accounts to mobile timelines - Twitterのモバイル版のタイムラインにプロモーションアカウント(広告用アカウント)を入れることができるようになった。
6.Facebook and Twitter help advertisers measure conversions – FacebookとTwitterでは広告主がコンバージョンを計測しやすくなった。
Facebookでは、”measurement partner”と呼ばれる広告主が、カスタムオーディエンスを送信し、Facebook上でキャンペーンをし、Facebook上でその効果がわかるというもの。カスタムオーディエンスについては、3つのイノベーションで“復活”するフェイスブック、その収益力は本物か?に書いたのでご参照ください。
Twitterも同じようなアプローチで、1.Twitterのプロモーションアカウントでプロモーション、2.ユーザがそのプロモーションを通じて商品を購買、3.どのTwitterユーザが購買したのか、広告主はコンバージョンレポートで閲覧することができる、というもの。
7. Twitter offers tailored audiences to advertisers - Twitterがテイラーメードの広告を提供
5.に似ているアプローチで、あるTwitterユーザが、ハワイのホテルのウェブサイトを見るとする。そのウェブサイトに広告を表示するアドパートナーはTwitterに、そのTwitterユーザがハワイのホテルのウェブサイトを閲覧していることを伝える。そして、そのユーザのTwitterタイムラインに、そのホテルのプロモーションツィートを表示する仕組み。
8.LinkedIn announces Showcase Pages for companies - LinkedInが企業向けにショーケースページをオープン
いってみれば、Facebookの企業ページのようなイメージのショーケースページを作ることができるようになった。
9.Facebook updates its Page Composer - Facebookがページコンポーザーを更新
ある特定の時間にポストできるスケジュール機能、複数の写真を一度に表示される機能など追加。
10.Twitter adds search filters on mobile - Twitterはモバイルでのフィルター検索機能を追加
モバイルでの検索機能で、Phone,Videoなどのフィルターを追加。
総じていえば、かつて、Facebookが上場したときに、モバイルのマネタイズどうすんの?という話で、かなりリソースを投じて、モバイルのマネタイズを実現したように、今は、Twitterが、様々な手段を使って、マネタイズを強化しているといったところ。そういう意味で、メディアとしてのTwitterが盛り上がってくるのかもしれません。