2~3日前、グーグルが突き止めた社員の生産性を上げる方法という記事に思うところがありました。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48137?page=3
グーグルが突き止めた社員の生産性を上げる方法、いわく「こんなことを言ったらチームメイトから馬鹿にされないだろうか」、あるいは「リーダーから叱られないだろうか」といった不安を、チームのメンバーから払拭する。心理学の専門用語では「心理的安全(psychological safety)」と呼ばれる安らかな雰囲気をチーム内に育めるかどうかが、成功の鍵という。
これは自分にも幾度となく経験があって、たとえば、怖い上司がいると、その上司に怒られないために仕事をして、結局、お客さんのことを見ない、だから、お客さんにとってトンチンカンな製品・サービスになってしまうというのはよくあること。だからこそ、チームのメンバー同士で不安を取り除いて、お客さんにためにベストな製品・サービスを提供する、それが結果的に生産性向上につながる、ともいえるかもしれない。
で、この不安を取り除くというのは、以外と難しい。やはり、様々なバックグラウンドの人でチームが構成されている以上、自分は大したことではないと思っていても、別の人はすごく不安に感じるというのはよくあること。そうした人それぞれの不安に真摯に向き合い、解消する、これが、上司・リーダーの役割だと思うのです。
その不安を解消する良い手立てが、自分が思うに飲み会もあると思う。稲盛さんは、コンパを単なる飲ミュニケーションではなく、酒を飲み、胸襟を開いて、心をさらけ出す、それが強い組織を作るという。心をさらけ出すことで、不安を解消するということもあるのかもしれない。
まあ、誰も不安のない組織なんて存在しない、でも、そうなるように心を開いて、不安を解消することは大事なんだと思いました。