ちょっといい話。昨日のマツコAI番組で、健康寿命を延ばすには、読書が効くという話をネットで見かけて、なるほど、と思いました。
自分が思うに、漫画ではなくて「読書」だと思います。というのは、読書という行為は、文字列の羅列を読んで、その文字列から「ここではこういうことが起きてるんだなぁ」というイメージに変換する作業だと思うのです。漫画は最初からイメージはありますしね。で、その変換する作業を繰り返すトレーニングが、おそらく、健康寿命を延ばすことにつながるのではないかと。
これは読むだけの話ではないと思います。たとえば、作家と呼ばれる職業は、ピーター・ドラッガーをはじめ長寿な方が多いですよね。彼らは、読むことににくわえて、「書く」専門家だからだと思います。やっぱ、書くという行為は、読むとは逆で、自分のイメージを文字列におとす作業なので、読むのと同じくらい頭を使いますよね。で、小学校のときは読書感想文がマストでありましたが、大人になるとちゃんと書く機会減りますよね。せいぜい、メールで1行くらいじゃないでしょうか。
まあ、読んで、書いて、聞いて、話す、このコミュニケーションを繰り返すことが大事なのかもと思いました。そういう意味で、読書会というのはよいアプローチですね。決まった本を読んで、場合によってはレジュメを書いて、内容を話して、発表者の見解を聞く。自分もたまにやるけど、もうちょい増やしてみようかな。投資研究会もこれに近いかもしれないですね。あと、ややこじつけですが、競馬のPOG予想会も近いかも。
そう思うと、べつに読書すること自体が健康寿命を延ばすのではないと思います。むしろ、小学校のときに毎日やっていた読んで、書いて、聞いて、話す、このコミュニケーションの繰り返しが健康的な生活を送るために必要ということなのかもしれないですね。