1週間お休みをいただいて、8月終わりから9月はじめにかけて米国アリゾナに旅してまいりました。
学生時代から何度もUSにいく機会がありましたが、1週間、しかも、車で旅をするのは初めての経験で、いろいろと得るものがありました。
まず一つは、”西の発見”、今回訪ねたのは、フェニックスからグランドキャニオン、モニュメントバレーなど、アリゾナ山岳部地域で、いたるところ山と砂漠だらけで、その光景が永遠と続く気がしました。19世紀の初め、まだ車もない駅馬車の時代に生きた人も同じ思いだったんだと思います。でも、その西部を開拓して、カリフォルニアに至る、このフロンティア精神は、今でもUSに受け継がれているDNAかもしれないと。もうちょい、西部開拓時代を勉強してみたくなりました。
もう一つは、これまでUS、もしくは、日本以外はほとんど、基本は飛行機で移動しているので、”点と点”になりがちです。でも、1週間、車で移動して、”面”も大事だなと思いました。私淑する冒険投資家ジム・ロジャーズは、世界を自分の目で見ることの重要性を指摘します。そして、自身がバイクと車で世界を旅しながらも、そのインプリケーションが彼の投資スタイルになっていると。残念ながら、自分には彼ほどのおカネも時間もないけど、”面”を知ることは大事だなあと思いました。たとえば、アリゾナ山岳地帯のナバホ保留地とサンフランシスコ、同じUSとは思えないくらい違います。でも、こうした違いは”面”を経験できたからだと思います。
グランドキャニオン
モニュメントバレー